初めて断捨離をしてみました

今や知らない人はいないであろう断捨離。

雑誌やネットからの情報で、断捨離についてわかった気でいました。

要は物を減らせばいいんでしょ、と。

でも今回、本気でやってみようと思いたち、

やはりそれなら本家の断捨離の哲学的なところを

ちゃんと理解しなければならないんじゃないかと思い、

ついに本を買って読んでみました。

いわゆる片付けハウツー本かと思ったら、違う。

物と自分との関係を見つめ直し、

そこから自分を理解すること

に重きを置いている感じです。

特に印象に残っているのは、

大事な物、高級な物ほど

自分にはもったいないと使わないで

普段はありあわせの物を使ってしまう。

それは、潜在意識で自分を卑下し、

自分で自分を軽く扱っていることの表れである、

という部分でした。

そして、自分で自分をテキトーに扱っていれば、

まわりからもテキトーな扱いを受けると。

今までの私は、

「家の中の快適な生活に労力やお金をかけるのはもったいない」

とどこかで思っていたことに気づきました。

自分が使う物は、安くて適当なものでいい。

だって、誰に見られるわけでもないから。

そこにお金と労力をかけるのなら、

もっと外の面にかけたい。

これは、私自身が自分に自信がなく、

人からどう思われるかが一番大切だと

潜在意識で考えているからです。

でも自分で自分を軽く扱っているので、

まわりからも軽く扱われる。

人に大切にされたいと思っているから、

外の面ばかり気にしているのに、

そのせいで大切にされない。

こんな悲しいスパイラルに、

いつの間にか陥っていたようです。

正直、一度読んだだけでは

本の全ては消化しきれなかったので、

何回か読み込んで身につけたいと思います。

とにかく、まずは一歩行動してみよう！

と思い、衣替えに合わせて洋服を処分してみました。

４５リットル袋、４袋分になりました。

まだ完全に断捨離メソッド通りにはできてません。

着ないのにどうしても関係を断ち切れない服も

まだまだたくさんあります。

でも空いたクローゼットを見ると、

とっても清々しい気分になりました。

やっとスタートラインに立てた気がします。

これから断捨離をすすめて、

本当に自分が好きなものだけ

残していけたらいいなと思います。